- Home
- >
- ハッピーマネージメント
- >
- まつりごと(政)
まつりごと(政)
日本の国では、
昔から政治の事を「まつりごと」と呼ぶ習慣がありました。
まつりごと(政)って?
確かに政治を指すのだろうということは分かりますが、
何故このような表現をするのでしょうか。
日本はもともと神道が中心の国でしたから、
八百万の神々といわれるほど
神様の存在は身近なものでした。
まさに、至る所神様だらけ。
神様が大勢いる中で私たちが暮らしている、
そんなところでしょう。
ですから、何事にも感謝という姿勢が
自ずと形作られたのでしょう。
自分たちを見守って下さる神様に対して、
恥ずかしくないように生きていこうという気持ちが
心の中にあったのでしょうね。
それは、国を治める人にとっても同じこと。
自分を見守る、国を守って下さる神様に対して、
自分は本当に変な気持ちを起こして治めたりしていないだろうか、
私心なく、皆の幸せを考えているだろうか、
そんな思いを言葉に託したのが
「まつりごと(政)」という言葉なんです。
自分の思い、言動、決断が、
神様の御心と天秤にかけたときに
ちゃんと「真っ直ぐ釣り合っている」か、
日々そのように考えながら政治を行なったという
心構えや姿勢を表した言葉だそうです。
copyright ©️2020 Lightstand All Rights Reserved.