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頭と首、先頭はどっちだ
日本人は物事のたとえに体の部分を使います。
そしてなぜか、キチンとした意味が分からなくても、
ちゃんとイメージができて、
話し手の意図を理解してしまうことがありますよね。
そんな中で、先頭に立つことをどのように例えているか、考えてみました。
主に出てくる言葉は「頭」と「首」でしょうか。
「頭領」ということががあり、「首長」といった言葉もある、
いったいどっちがリーダーの意味になるのでしょうか。
頭という文字を使う時、先頭といった言葉が思い浮かびます。
上に立つ、前に立つ、そんな意味のようですね。
首という文字を使う時は、首席といった感じになり、
一番とか、一位とか、そんな意味が強調されるようです。
ですが、首と言いながら実は頭の事だったりもします。
また、頭首という言葉があるようで、
この辺りは意味が非常に似通っているところがありそうです。
ニュアンスとしては、
頭と書くと位置的な、ポジションという感じが強くなり、
集団の中の場所、立場という感覚でしょうか。
それに対して首と書くと、
順位のような、序列といった観を呈するようです。
集団というより、かなり組織だった集まりのようですね。
ハッピを用いる場面では、「首」よりも「頭(かしら)」のほうが
シックリときそうです。
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