日本の心とされる「わび、さび」の世界。

無駄や虚飾を一切取り払って、

必要最小限のものだけで表現します。

 

いや、

その必要最小限さえも揃えているかどうか・・・

なのに、なんだかとても豊かな気持ちになって来ます。

 

そこに存在するすべてが、

控えめではあるけれども、

自分の存在を示しています。

 

五感のすべてを集中させてしまう「わび」

そして「さび」の世界。

 

その一点に集中するから、

他のものは何も必要としません。

 

「静」の世界で表現しているにもかかわらず

ダイナミックに「動」を表現しています。

いや、表現しているのではありません。

そこに居る人が

見ているのではなく

観ることで何かを感じ取っているのです。

動きを、

音を、

風を、

そして生命を。

 

日本人って、とてもイマジネーションが豊かな民族ですね。

 

集中した一点を観ながら

同時に宇宙を想像してしまうことが出来る。

何もない小さな空間から

無限の広がりを感じ取ってしまう。

 

一点に意識を全力で集中して、

頑張る時は必死に頑張る、

楽しむときは全力で楽しむ。

 

ハッピを羽織って楽しみましょう。